スタッフブログ
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最終更新日:2014-05-16「やりがいのある仕事ってなんだろう」ジョブカフェには「自分にどんな仕事が向いているのかわからない」とアドバイスを求めて多くの方が来られます。 これから就こうとする仕事をどんな基準で選べば自分の将来がバラ色になるのでしょう。 不安ですよね。「興味のある仕事」「自分が得意なことを生かせる仕事」「長く続けられそうな仕事」「やりたい仕事」「いままでの経験から」「自分の資格を生かして」 等々人それぞれです。 あなたはどんな基準で仕事を選びますか。 大事なことは自分で歩む道の決断をすることだと私は思います。 なぜなら自分で決めた道はしっかりと歩んでいける道だと思うからです。 他人に決めてもらった道はつまずいたとき、きっと誰かのせいにするでしょう。 自分で決めれば自分の責任です。 きっと頑張って乗り越えることができると思います。 自分が自信をもって決断できるよう支援する施設が「みやぎジョブカフェ」だと思っています。 みやぎジョブカフェの支援メニューはカウンセリングを中心としていますが、その他メニューとしてキャリアインサイト(適職診断)、自分の就活段階にあわせた各種セミナー、合同適性試験&合同企業説明会、職種別企業説明会、職場体験等があります。 歩む道が決まったら併設しているハローワークも利用してより早く仕事を見つけましょう。 新しい一歩は不安があると思います。色々な不安な情報、色々な事情があり踏み出すことが怖いかもしれません。 そんな気持ちも大事にしながら、しっかりとサポートするのがジョブカフェのカウンセラーであると思っています。 一度立ち止まり、どの方向へ歩き出すか悩んでいるあなたへ しっかりとした一歩を踏み出せるように「みやぎジョブカフェ」のスタッフ一同は全力であなたを支援していきます。 そんな私自身は、適性なんて何も考えずに規模が比較的大きな会社に入社、3年目には「やりがい」を感じなくなり本気で転職を考えました。 思いとどまったのは、その当時上司であった人の言葉でした。 ひと言「期待しているよ」と。 「今は辛いけど頑張ってみよう」と思った時から何かマイナス思考がなくなりました。 積極的に何でも仕事にチャレンジする気持ちになり、自然と「やりがい」を感じるようになりました。 百人いたら百通りの「やりがい」があるはずです。 新たな気持ちで一緒に歩いて行きませんか。
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最終更新日:2014-03-13「心残りな合説」みやぎジョブカフェでは、合同企業説明会(合説)を開催しています。 今年度は、1回の適性試験で複数の企業の採用募集に応募できる「合同適性試験&合同企業説明会」、「営業・販売」など業種・職種を限定して開催した「業種別企業説明会」を行いました。どちらも予想を上回る多くの方々に参加していただけて、嬉しい限りです。 合説当日、リクルートスーツを着て、緊張した面持ちでプログラムを食い入るように見ている皆さんを拝見していると、昔の自分を思い出してしまいます。 私は今、合説を開催する側ですが、十数年前には合説に参加する側でした。「就職氷河期」という言葉が新語・流行語大賞にノミネートされてから「超氷河期」と言われる時代の間のことです。 今では「事務」でも仕事内容はいろいろある事や、事務以外の職種もそれぞれ魅力のあるお仕事であることは分かります。しかし、たいしたアルバイト経験があるわけでもなかった私は「仕事とは」なんて考えたこともなく、周囲の「何としても事務」「事務以外考えられない」という雰囲気に流されまくり、自己分析も業界研究にも手をつけないまま、仙台サンプラザで開催された合説に参加しました。 合説がどういうところで何をすれば良いかなど、まーったく知らず、プログラムに掲載された企業情報を見て、知っている企業が事務を募集していればそこに行き、なければ帰ってしまう就活生でした。 そんな状態で行なった就職活動ですから、当然うまくいくはずがありません。その後、何とか就職することはできたものの、それまでに様々な失敗・失態を繰り返すことになりますが、それはまた別のお話しです。 合説に参加した事がない方、合説は苦手と思っている方。様々な企業の採用担当者と直接お話しすることができるのは、就職活動中にしかできないことです(就職支援を仕事にする以外では)。 今思えば、いろんな業種・職種のお話を聞いておけば就職してからも活かせる事があったのでは、と悔いが残ります。 また、企業ブースに行った際のマナーがわからない、合説の参加の仕方がわからない…そんな不安がある方は、ジョブカフェのカウンセラーにご相談いただいたり、合説のスタッフに気軽に声をかけてみてください。 みやぎジョブカフェでは来年度も、合同企業説明会を開催したいと思います。 いつ、どんな形で開催されるか、ホームページをチェックしてくださいね。
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最終更新日:2014-02-24「頑張れ」の意味今年開催された冬季オリンピック。多くの方達が選手を「頑張れ」と応援しましたが、「頑張って」という言葉は、さらなる努力を求めているのではなく、「悔いの残らないように、ベストな状態で力を出し切ることができますように」「あなたの頑張りが報われますように」という気持ちから出た言葉なのではないか、と私が思うようになったきっかけがあります。 それは「日本人の「頑張れ」には祈るような気持ちが込められている」という言葉を知った時です。 その言葉を聞いたとき、とある体験を思い出し「あぁ、そうか」という納得が自分の中にすとん、と落ちてきました。 今から約3年前、東日本大震災の時のお話しです。 私は今と別の部署に在籍しており、震災発生当時から、全員ほぼ不休で震災対応にあたっていました。刻々と状況が変わり、対応しなければならない事が積み上がっていくなか、参考になる情報を知りたくて、阪神大震災を経験した兵庫県の担当部署に電話をしました。対応してくれた方は若い方で、自分が在籍していなかった時のことを一所懸命に調べて、丁寧に、熱心に教えてくれました。 お礼を言い、電話を切ろうとしたそのとき、電話の向こうで「あ、あのっ」と呼びとめる声がしたので、何かと思い受話器を置かずにいると少しの間、何かに迷ったような後「その…が、頑張ってください!」と、勢いの良い激励の言葉をいただきました。当時「頑張っている方々に頑張れとは言えない」という声もありましたが、私は素直に、とても嬉しくなった事を覚えています。 それは、相手の方が「励ましや労いの言葉をかけたい。でも、いい言葉が見つからない」と迷った結果、思わず出た言葉が「頑張ってください」だった、という事が伝わってきたから。そして、そのときいただいた思いがまさに「祈り」にも似たものだったから、素直に「ありがとうございます。頑張ります」と私も言えたのだと、「頑張れ、には祈るような気持ちが込められている」という言葉を聞いたときに気付きました。 仕事を探していく中で、そして仕事に就いた後でも「頑張れ」と言われる事は多いでしょう。それが努力を促したいときのこともあるでしょうが、あなたが本当に頑張っているときにかけられたのであれば、それは「あなたのその頑張りが実を結びますように」という気持ちから出た言葉なのでしょう。 だから、私達スタッフは皆さんに声をかけます。「頑張ってくださいね」と。
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最終更新日:2013-12-18「3cm×16cmのエール」みやぎジョブカフェのホームページに「利用者の声」を掲載しているのはご存知ですか? みやぎジョブカフェでは就職が決まった利用者の方にアンケートにご協力いただいています。 アンケートの項目は 1 ジョブカフェを利用しようと思ったきっかけ 2 ジョブカフェの良かった点 3 ジョブカフェ利用者の方々にひと言 4 カウンセラーにひと言 5 その他 です。 その中でホームページに掲載しているのは2と3です。 積極的にご協力いただく方が多く、記入スペースが少なくて書ききれないという方もいらっしゃいます。 その少ない記入スペース…1項目につき約3cm×16cmの中で、就職を目指す仲間に出来るだけの思いを伝えようと、皆さん、時間をかけて書いていただいています。 ホームページに掲載している言葉そのものからも、思いはもちろん伝わってくると思います。でも、直筆のアンケートからはPCやスマホの画面からだけでは伝わりきらない、心の動きを感じることがあります。 どんな文章なら皆に伝わるのか、慎重に言葉を選んだのでしょう、何度も何度も消しゴムで消した痕。たくさんの事を伝えたくて、小さい小さい字でスペースびっちりと書いてあったり。 はたまた「芯よ砕けよ、紙よ千切れよ」とばかりに、力強い筆圧でご自身の熱い思いが書かれてあったり。もしかして、就職を目指している方に過去のご自分を重ねてエールを送っているのかもしれません。 ホームページに掲載している項目以外にも、就職を決めた皆さんがジョブカフェに来る前に悩んでいたこと・感じていたことなど、「わかる、わかる」と思う部分がたくさんあると思います。ごく一部にはなりますが、毎月5~6人の方の直筆アンケートをジョブカフェ内に掲示しています。まだ見た事がない方は、ぜひ一度、先輩の思いを感じ取ってみて下さい。 最後に、2・3以外の項目に記載されていた皆さんへのメッセージをご紹介したいと思います。 ☆卑下は、損をするだけと知りました。また、失敗は悔しいですが、 自分が成長した足跡という事を知りました。 これを知っただけでも大人になれたと思います。(33歳 男性) ☆落ち込んでやる気をなくしたり自暴自棄にならずに続けられたのは、 ジョブカフェに通うたびに気付ける事があったからだと思います。 一人で活動していてはできない体験がたくさんできました。 (30歳 女性) ☆一人で就活をしていれば不安が増すばかりだったと思うので、 ジョブカフェを利用し就活を進めることができて良かったです。 (25歳 男性)
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最終更新日:2013-07-05「コミサロ」ってなに?皆さん、みやぎジョブカフェで開催している「コミュニティサロン(略してコミサロ)」はご存知ですか? コミュニティサロンとは、ジョブカフェ内で約10名の若者と企業の方、そして司会役がテーブルを囲み、リラックスした雰囲気の中で、お話していただくものです。 今年度第1回目のコミュニティサロンは、富谷町に本社がある「東洋刃物株式会社」人事課長小林様に講師としてお越しいただきました。 今回参加した9名は全員男性。 コミサロ史上おそらく初めての事です。 皆さん、最初は緊張した様子で自己紹介を行います。 次に講師の方から、事業内容や業界の現状を説明いただきます。 講師の方の経験談や率直な意見を伺っていると、しだいに緊張が解けていったようで、参加者から意見や質問も聞かれるようになりました。 東洋刃物株式会社では工業用刃物を製作しており、その種類は多種多様です。 紙を切る刃物(レジスターのレシートからお札まで!)肉や魚・木材を切る刃物、そして南極の氷床を掘削する刃物まで、用途に応じて様々です。 工業用の刃物は、何を切るかによって形状などを変えていく必要があるため、注文を受けてから設計し製造をしているそうです。まさにオーダーメイドのお仕事なのですね。 お客様のニーズに応じて製作した刃物は、そのお客様のためだけのもの。 だから大量に注文がくる事もなく、あまり利益がでない事もあるそうです。 でも、「良いものを作った」という満足感と品質に対する自信となり、それが「ぜひ東洋刃物にお願いしたい」というお客さまからの大きな信頼に繋がるようです。 小林課長のお話の中で「高校を卒業したら、勉強しなくても良いと思った。しかし、会社に入ってからのほうが勉強している」という言葉がありました。 この言葉に私は、深くふかーく、うなずいてしまいました。 学生の時は、先生が嫌でも授業をしてくれましたが、社会人になったら自分から動いて知識を身につけないと、目の前のことができません。 何が問題で、解決するためにどうしたら良いのか」「もっと良くするためには、どうするのか」を自分で探し、みつけ、行動する…探す力、発見する力、乗り越える力を獲得していく必要があるのだということを、十数年の社会人生活で嫌というほど思い知り、今も思い知ってる最中です。 学生のみなさんは、昔の私と違い真面目に勉学に励まれている事でしょう。学校で教わる様々なことと一緒に「必要な事を学ぼうとする気持ち、学ぶ方法の探し方」を身につけると、どのような職業に就いても、きっと仕事が楽しくなると思います。 そして、就職活動・転職活動をしているみなさん。 みやぎジョブカフェで今、自分に必要な「何か」を発見するところから始めてみませんか? キャリアカウンセリングやセミナーに参加することで、今まで見えなかった「何か」が私みたいに見えてくるかもしれませんよ?