スタッフブログ
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最終更新日:2010-11-08「自分を知ることの大切さ」ジョブカフェの初回相談で一番多いのが「どういう仕事が合うかわからない」です。そういう方には、まず自己分析をお勧めしています。自己分析をして何ができるのか、何がしたいのか、強みは何か等を探っていくわけですが、自分を知るということは生きていく上で非常に重要であると痛感しています。 実は7年前になりますが、私自身があるセミナーを受講しパーソナリティ検査をした結果、「自己犠牲が強い、自分を大切にしなさい。」と言われました。仕事も家事も子育ても手を抜きたくなかったので、相当無理をしていることに気づきました。それからは、自分を振り返る時間を取り、「自分は無理をしていないか」「自分を犠牲にしていないか」を考えることで以前より楽な気持ちで生きていけるようになりました。自分の傾向を知り、自分が今どういう状態かを知り、自分をコントロールすることは、最初は難しいかも知れませんが、意識して取り組むことで少しずつ改善されていくと思います。 自分を知るには、他人の意見を聞くことも大切です。自分だけではどうしても偏ってしまいます。先日言葉のプレゼントを交換する場がありました。そこでは、良いところを見つけて伝え合うのですが、“他人からどう見られているのか”新しい発見があり、おもしろかったです。自分では評価が低かった点が、何人からも良い点としてプレゼントされると、自信を持って長所に加えていいんだと思えました。こういう場はあまりないので、ぜひジョブカフェにいらしてお話してみてはいかがでしょうか。就活の第一歩は、自分を知ることからです。“お待ちしております”
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最終更新日:2010-10-07「就職活動は臨戦態勢で」2月17日のスタッフブログをご覧になりましたか? 「はじめの一歩」という題での内容でした。「皆、それぞれキラリと光る良いものを持っているのに、それを自分では気付かず、自信が持てない人が多い」また、「一歩踏み出す勇気を持ってください」という内容となっています。 私も、人は皆ご自分が思っている以上の可能性を持っておられると、日頃感じています。思い切って行動に移してみませんか? ジョブカフェのキャリアカウンセラーとご相談いただくことで、新しいご自分を発見できると思います。 募集する企業や団体では、「どういう経験をしてきたか、何ができるか、即戦力か!」ということだけで応募者を見ているのではありません。その人の「人間性や考え方」などから、「可能性や将来性を重要な視点」とされていることも多くあります。 ご希望する業種・職種がはっきりしていない方、それぞれの理由で実際の就職活動を先送りされている方も多く来られます。そういう方々の中に、希望する業種・職種や具体的に応募先が決まってから、応募への準備をしようと思っている方がおられます。私の経験では就職活動に「人との縁や、タイミング」といったことも、結構影響することが多いようにも思っています。 昨日までほとんど見かけなかった希望する職種の求人が、ひょっこり明日求人情報として目に入るかもしれません。ある日突然、知人から求人企業の紹介を受けることも少なくありません。 それから、あわてて「履歴書の選び方は・・・応募書類の書き方はどうすればいいのだろう? 面接にはどのように対応すればいいのだろうか? 写真も準備しなければ・・・」では、あまり良い結果は期待できないように思います。 キャリアカウンセラーに早めにご相談をいただき、就職活動への心構え、各種セミナーほか職業訓練、職業適性検査等の各種就職支援内容を確認いただきたいと思います。 具体的には、基本的に「履歴書の資格欄まではどちらに応募するにも内容は変わらない」ものです。気持ちが落ち着いて、時間的な余裕のあるときに資格欄まで書いた履歴書を2~3枚準備しておき、応募先が決まってから、残りの欄を記入するぐらいのゆとりが欲しいと思っています。 就職活動は、「エネルギーと時間、コスト」が予想以上にかかるものです。できるだけ早く準備にとりかかり、よりよき職業人生を送る準備をお願いしたいと思います。 雇用情勢の厳しい中での就職活動、お一人ではなかなか大変な状況です。カウンセラーもご一緒にチャレンジして行きたいと思いますので、お気軽に立ち寄っていただくか、予約をお待ちしています。
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最終更新日:2010-09-01「ストレスをうまく解消するには」就職活動をしていると、どうしても悩みや疲れによるストレスはたまりやすくなります。仕事に関する悩みも当然ありますし、それに加え自分の性格、人間関係、家族、心身の健康、自分の生き方など、自分に関する悩みも抱えることも多いです。これらのストレスを抱えたまま就職活動を続けるのはかなりハードですので、たまったストレスをそのままにしておくのではなく自分なりの方法で少しでも解消していくことが必要となります。 ストレスを解消する方法として基本的なものは「睡眠を十分にとって休養する」ことです。心身の疲れを長期間引きずって生活していると、体調も崩しやすくなりますし精神面でもイライラが積み重なって気持ちにゆとりがなくなります。こういった時は思い切って早めに寝て十分に睡眠をとると、翌朝にはすっきり目覚めることができ気持ちにゆとりが生まれることが多くなります。 「自分の好きなことをして気晴らしをする」ことも有効です。就職活動の期間が長くなればなるほど疲れやストレスはたまっていきます。そこで、就職活動に行き詰ったり疲れを感じたりした時に、自分が好きなこと、やりたいことをごほうびとしてすることで、たまった疲れやストレスを発散させることが大切になってきます。友達と会う、飲み会をする、スポーツをする、おいしいものを食べる、温泉に行く、映画に行く、自分の趣味に没頭する、1日家でのんびりするなど、人によって内容は違うかと思いますが、自分なりの気晴らしの方法を日頃からみつけておいて、それをストックしておくといいと思います。 また、最近では「ストレスがたまりやすい考え方を変える」ことも注目されています。自分に自信がなく自責の念が強い人は、何かうまくいかないことがあると全部「自分が悪いからだ…」と思いがちです。実際はその人が悪いわけではないことが多いのですが、過剰に自分を責めることで悩みやストレスが積み重なっていきます。例えば、採用人数3名のところに100名が応募した会社で面接試験を受けて不採用だった場合に、自分を責めやすい人は「不採用なのは自分が悪かったからだ…やっぱり自分は何をやってもダメなんだ…」と思い落ち込んでしまいます。一方で「100名も応募があって3名しか採用されないんだから不採用でも仕方ない」と自分のせいにせずあっさりあきらめる人は、そうすることで自分に過剰なストレスをかけることを防ぐことができます。事実は会社の方にしかわかりませんので、不採用の理由をあえて自分のせいにしないことで少しでも自分にストレスをかけないよう心がけるのも1つの方法です。 就職活動はかなりの労力を要するものですので、それを乗り切るには自分の心身の状態をコントロールすることが大切です。その際に、今まで述べてきたようなことも参考にしていただければ幸いです。
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最終更新日:2010-07-12「しなやかな生き方」「こんにちは。○○です。」 スーツ姿で挨拶に来た彼は,4年前,自信なげに目をふせながら座ったB君とは考えられないほど,背筋が伸び,顔には自信があふれていました。 彼は,高校進学後1年で中退。大検で進学するも家庭の事情で卒業できず,飲食関係のアルバイトをしていました。「何とか正社員になってやりたい仕事がある。」と訴えてきたのですが,中卒の学歴が壁になって応募もままならない状況が続いていました。 話を聞いてみると,真面目で,バイト先の職場では後輩の相談にも乗っている面倒見のよい青年の姿が伝わってきました。 当時,みやぎジョブカフェでは,「トライアウト」という研修の開始が迫っていました。この「トライアウト」とは,企画力や表現力といった実践的研修により,就職や仕事で役立つ「自己PR力」や「企画提案力」を身につけながら,企業の人事担当者に直接会って,企業から与えられたテーマに対してプレゼンテーションなどを行う,10日間ほどの研修です。トライアウトの説明を受けたB君は,「ぜひやってみたい!」と決断したのです。(この偶然の出会いが,彼の大きな転機のきっかけになっていたとは!) B君は,持ち前の真面目さを発揮しながら意欲的に参加し,受講生の仲間達とも積極的にコミュニケーションをとり,仲間から信頼され,チームの一員になっていきました。発表当日には,30社あまりの企業の方の前で発表し,彼には数社から「面接にこないか。」との誘いがありました。その後,新規事業を立ち上げる予定のあったトライアウト参加企業に入社,現場経験後,その新規事業担当に抜擢されたのです。 偶然の出会いをキャリアチェンジの機会として活かしたB君の姿勢に,好奇心・持続性・柔軟性・楽観性・冒険心を見ることができます。 相談者の話を聞いていると,本人の思考の面で堂々巡りに入り込んで,塞ぎ込んでしまっていることがあります。一方,相談者自ら,何とかしたいという気持ちを持って来所され,「あっ,そうか!」と自分で気づき,勢いづく事例も多く見ています。 私は,多くの人が転機に立ったとき,※「山登り型」と「川下り型」のどちらかの対処法を選ぶと考えています。自分は,「川下り型」です。(今は,頂点を目指して登ろうと考えないといった意味です。)川下りしながら、手頃な岸があれば立ち寄り,キャンプして楽しみたいですし,きれいな花があれば摘みたいと考えます。B君が偶然の出会いを活かし,チャレンジする姿勢を私も参考にしたいと思います。 また,「うまくいっていないな・・・」と感じている人には,今までと違う方法を取り入れることをお勧めしています。先日,広瀬川岸から眺めていたら,カヌーの漕ぎ手の男性が,「川面から岸を眺めると発見がいっぱいある。」と教えてくれました。文字どおり,視点を変えることで,これまで見落としていた「何か」を発見できる可能性があることを教えてくれているのだと思いました。 ※「山登り型」:頂(○○で上位△%以内に入る)といった目標を持ち続け活動し,結果を 重視するタイプ。 「川下り型」:大海原(地球表面上の約7割を占める)を自身の身の置き場と決め,その プロセスを大切にしようとするタイプ。
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最終更新日:2010-06-11「職業訓練でスキルアップ!」みなさん、こんにちは。能力開発コーナーの職業訓練・説明担当のOです。 職業訓練を受けたいな、内容を聞きたいなと思う方は、ぜひ来てみて下さい。 これから資格を取得して就職する方は、長い目でスキルを磨いていかれると良いと思います。 「すぐ就職できる資格は何ですか?」とよく聞かれますが、それはないかもしれないし、あるかもしれません。 ジョブカフェでは、個人が持っている能力を最大限に活かして、長所を伸ばしながら無理なく就職活動ができるように、お手伝いをしています。 訓練には、基金訓練・有期実習型訓練・委託訓練等があり、コースによりパソコンの基礎から介護・医療事務・電気関連等について学べ、期間は、3カ月・4カ月・6カ月等があります。 テキスト代と資格検定料は自己負担ですが、受講料は無料です。この機会をぜひ活用していただきたいと思います。どの訓練も面接がありますが、ジョブカフェでは面接の練習もしていますから、お気軽に聞いて下さい。 訓練は、資格取得と再就職が目標です。取得した資格は、新たに履歴書に書けますし、自信もつくと思います。適職診断も実施していますので、活用して下さい。 皆さんの中には、迷いや悩みがあるかもしれませんが、希望や願いはあきらめないでほしいです。 これは、聞いた話ですが、脳は負けたとか、もうダメだと思った瞬間に、負けた理由を探し始め、負け癖がついてしまうそうなのです。 これと反対に、良いことを考え、もう少し頑張ってみようと前向きになると、脳は良くなる材料を探し始めるのだとか。脳は、昼夜休まないので、負け癖より勝ち癖をつけたほうがいいですよね。 就職が思うように進まない、決まらない時は、焦らずに一度深呼吸して鏡に自分の顔を映し、頑張っている自分を褒めてあげましょう。脳内の組織は反応して、物事がいい方に進み始めるきっかけになるかもしれません。一度試してみる価値ありですよ! では、ジョブカフェでみなさんをお待ちしています。